ナギは哲司に、父・桜庭正孝が自分に悪霊を埋め込み、それが原因で父の魂を喰い殺してしまったこと、子供の頃から霊と話が出来たり、人の死相が見えたりすることを告白する。一方、嵐は再華の会の会長・榊から、50年前にナギの祖母の姉から悪霊を取り除く儀式が行われたが、失敗に終わり、天使・時雨が滝沢家の人間に乗りうつったという話を聞かされる。そしてさらに、無力化された悪霊の結晶を見せられて、人間だった頃の記憶を取り戻し始める。なおかつ、ナギの父親だったというところまで思い出す。
天使は人間の頃の記憶を取り戻すと、その存在を消されてしまう。つまり、天使・嵐の存在も危うい状態に。そんな中、ナギの元へ戻る嵐。その姿を見てナギは「お父さん…」と一言。ふたりの関係、そして次第に明らかになってきた物語の行方は!?