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連載作品紹介

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激動の時代を駆け抜ける流行浪漫
日高ショーコ[日に流れて橋に行く]
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これまでのお話

江戸から続く老舗呉服屋「三つ星」の三男・虎三郎は、本場のデパートメント経営を学ぶため渡英。三年後帰国するも旧態依然の店に、居場所はなかった。

そんな折、当主を務める兄・存寅が店の金を持って行方不明に。虎三郎は英国で知り合った鷹頭の協力のもと、新しい当主として「三つ星」の改革に乗り出す。手始めに虎三郎は女性店員を採用。新日本橋の開橋式に合わせ、平瀬男爵家の売立を行うことにする。

さらに、開橋式当日の大混雑と悪天候で疲れ果てた見物客に休める場所を提供する代わりに、彼らの名前と住所を手に入れ、新たな商売のチャンスを掴む。

そこに突如現れたのは、以前、時子が助けた謎の人物・白井辰助。買い物に来たと話す彼は、実は人気の流行作家で…!?

登場人物

鷹頭 玲司

鷹頭 玲司(たかとう れいじ)

虎三郎が留学先で出会った人物。
英国で虎三郎に商売を教え、帰国後は膨大な資産で協力しているが…。

星乃 虎三郎

星乃 虎三郎(ほしの とらさぶろう)

老舗呉服店「三つ星」の三男。
デパートメント経営を学ぶべく渡英していた。
兄に代わり当主となる。

卯ノ原 時子

卯ノ原 時子(うのはら ときこ)

傘屋の長女で、ファッションオタク。
明治には珍しい長身を鷹頭に買われ「三つ星」初の女性店員に。

五百雀

五百雀(いおさき)

虎三郎とは幼い頃からの付き合いで“雀”と呼ばれている。 最年少で“三つ星”の番頭になった。

星乃 存寅

星乃 存寅(ほしの ありとら)

“三つ星”の長男。
店を継いだ現当主。

コミックス

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